吉原で、尤も格式の高い遊女屋。おおまがき、大籬。
「籬」とは格子戸。その高さで、大籬や半籬などと店の格式を区分していました。
【噺例 文七元結】
吉原で佐野槌と呼ばれりゃ大見世だ。
佐野槌、角海老、三浦屋などは大見世の代表格です。大見世の下には、中見世、小見世などあって、最下位は蹴転というのも。「お直し」ですね。
【語の読みと注】
佐野槌 さのづち
角海老 かどえび
三浦屋 みうらや
中見世 なかみせ
小見世 こみせ
蹴転 けころ
450演目。それぞれをギュッと千字に。わかりやすくて深い情報。
吉原で、尤も格式の高い遊女屋。おおまがき、大籬。
「籬」とは格子戸。その高さで、大籬や半籬などと店の格式を区分していました。
【噺例 文七元結】
吉原で佐野槌と呼ばれりゃ大見世だ。
佐野槌、角海老、三浦屋などは大見世の代表格です。大見世の下には、中見世、小見世などあって、最下位は蹴転というのも。「お直し」ですね。
【語の読みと注】
佐野槌 さのづち
角海老 かどえび
三浦屋 みうらや
中見世 なかみせ
小見世 こみせ
蹴転 けころ