【おか椎の実が一袋】おかしいのみがひとふくろ むだぐち ことば 落語 あらすじ

成城石井.com  ことば 噺家  演目 志ん生 円朝迷宮 千字寄席

 

これも単なるダジャレで、「おかしい」の「しい」と、椎の実とを掛けたに過ぎません。

椎の実(どんぐりの実)は、今では虫が湧くというので、ほとんど食用にはしませんが、貧しく飢えていた江戸時代の子どもたちには恰好のおやつでした。

黒文字で「しいのみ」と書かれた袋に入れ、「たんばほおづきしいのみひとふくろしもん(丹波鬼灯椎の実一袋四文)」と呼ばわって売り歩いていたそうです。

子供の遊びの中から生まれた慣用句なのでしょう。

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