[3月24日 火曜日]
月暦2月6日 四緑 先勝 ひのととり 觜宿
一粒万倍日
誕生日:柳家小平太 笑福亭晃瓶
落語のあらすじがズラリ
長噺も短咄も珍談も
1席あたり千字で500席を
東西噺家と江戸語もご用意
知りたいことがまるわかり
さあ!
【茶噺】
先日、東京は人口に対して寺社数が少ないことを記しました。ならば、江戸は。そうでもなかったはず。浄土宗と日蓮宗の対立は戯作のネタになるほどで、なにかというと信心のありようをしゃべくりあうのが江戸の人々。まあ、日本中の人々がそうだったわけですね。それが近世というものでしょう。◆神社もお寺も融通無礙の神仏習合で渾然一体のすがたが当たり前だったのに、明治になるやいきなりの神仏分離令が。分離なんていうなまやさしいものではありません。廃仏毀釈の大合唱。神社は優位に、お寺はうとまれ捨てられる劣位の立場。そんな奇妙な受難がしばらく。そう、明治20年頃まで続きます。政府の中枢に巣食った国学者の群れが、島地黙雷らの突き上げで放逐されるまで。難儀なひとときでした。いまの日本社会はなにもなかったかのような顔をしていますが、僧侶や仏徒には針の筵、受難の日々だったのです。◆落語には江戸や東京の信心風景がひらたく描かれています。一見なんでもないようですが、よくよく見ればなかなかおもしろくて驚きの風景がひろがっています。これからはそんな面にも軸足を置いて落語を見ていきたいところ。

不思議な構図の歌麿の春画
【しゃれことば】
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