【命を飛田の石薬師】 by 落語あらすじ事典 千字寄席編集部 · 公開済み 2025年9月17日 · 更新済み 2025年9月17日 いのちをとびたのいしやくし 成城石井.com これは飛田という地名から、上方種のしゃれで、ただ「命が飛んだ」→「命を落とした」の意味に過ぎません。 『新版ことば遊び辞典』(鈴木棠三編)によれば、由来としては元禄年間(1688-1704)刊の『好色由来揃』にある故事からだそうです。 それによると、物乞いの拾った財布を横取りしたお女郎が、その報いではずかしめを受け、それを恥じて飛田(大阪市天王寺区)の石薬師に願をかけて後生を祈り、ついには断食して餓死した、ということです。 悲しい物語ですが、少し気になる話筋でもあります。 成城石井.com