【いい間の振り】いいまのふり ことば 落語 あらすじ
徹底的に否定的なニュアンスで「気取って」「きざったらしく」「半可通に」という悪口。
「いい間」というのはやはり、歌舞伎から来ているのでしょう。
役者が絶妙の間(タイミング)で見栄を切るのをまねて、オツに気取って見栄を張り、上から目線で鼻持ちならない粋人気取りのことです。
勘違いでおのれに酔いしれているような人間は、今の世にも掃いて捨てるほどいますね。
おれもいい間のふりをして、ああ、弥助でもいれな、なんて高慢なつらをしたんだが。
【語の読みと注】
弥助 弥助:すし