【上がったり大明神】あがったりだいみょうじん むだぐち ことば 落語 あらすじ

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「上がったり」は、「商売上がったり」などと、現代でもよくボヤキとして使われます。

職人や商人の仕事が行き詰まり、にっちもさっちもという状態。

「たり」は完了形なので、完全にダウン、再起不能という惨状。

「上がる」はあごが上がるから来ているのでしょうが、むしろ「干上がる」の方がぴったりでしょう。

それに神号の「大明神」を付けて、窮状も神様級。

普通、○○大明神といえば、大げさなほめ言葉ですが、ここでは明らかにやけくその自嘲。

神様は神様でも、根こそぎむしり取る貧乏神としか思えません。

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