ありがたやまのとびからす【ありがた山の鳶烏】むだぐち ことば 成城石井.com ことば 演目 千字寄席 照れを含んだ感謝の意で「ありがたや」の言葉遊び。語尾の「や」から語呂合わせで「やま」、そこから連想で「鳶」「烏」を出しただけです。 「鳶烏」の最初の形は「時鳥ほととぎす」。 「ありがた山」も最初は「ただ取る山」→「待ちかね山」だったのを、ニュアンスを変えて謝礼の言葉になってから、爆発的に流行。「山の」の後付け部分だけでも「桜」「二軒茶屋」「猫」、「呑込山」「出来兼山」と、さまざまなバリエーションができました。 しまいには、現代の子供のおふざけの「蟻が十匹」まで、この系譜は続いています。 成城石井.com ことば 演目 千字寄席