【お銚子のご紋付き】 by 落語あらすじ事典 千字寄席編集部 · 公開済み 2025年9月17日 · 更新済み 2025年9月17日 おちょうしのごもんつき 成城石井.com 「ちょうし」は「銚子」と「調子」を掛けています。 ふだん言うことを聞かない子が、たまに客が来たときだけ、妙にいい子ぶって手伝いなどしたがるのはよくあること。それを親が冷やかす言葉。 まあ、小遣い目当てでしょうが、外面ばかりで調子のいいことと、客に出すお銚子を掛けています。 「ご紋付き」も、客を招いた改まった席の象徴に付けたもの。 からかう調子の裏に、今からこんなジキルとハイドじゃ、将来が思いやられるという親のため息が聞こえますね。 成城石井.com