【罌粟が辛けりゃ唐辛子は引っ込む】けしがからけりゃとうがらしはひっこむ むだぐち ことば 落語 あらすじ


成城石井.com  ことば 噺家  演目 志ん生 円朝迷宮 千字寄席

「けしからん」という一喝に対し、まぜっ返しというより、タンカでけんかを売っている感じです。

「けしからん」から「芥子が辛い」とダジャレで、「なんだ、芥子が辛くねえだ?あったりめえだい。芥子の実なんぞが辛かったら、トンガラシははだしで逃げださァ」と毒づいています。

「唐辛子は…」以下は出典によって多少変わり、「山椒や蕃椒(=唐辛子)ァ佐渡ィ金堀にでもやるわい」「唐辛子やわさびは株を売って裏店へ引っ込むわえ、べらぼうめ」など。

こういう言いたい放題を、無謀にも腕の立つ侍にでも面と向かって浴びせた日には、たちまち首と胴がおさらばするのは必至。

首提灯」のおにいさんがよい教訓です。


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