おそかりしゆらのすけ【遅かりし由良之助】むだぐち ことば

ライザップなら2ヵ月で理想のカラダへ

 落語ことば 落語演目 落語あらすじ事典 web千字寄席

「由良之助か、遅かったァ」という絶句のしゃれ。それだけ。遅刻をたしなめることばとして、歌舞伎ファンでなくてもたまに使われています。

戦前までの東京では、生活の至るところに歌舞伎のにおいがあったようです。日常会話の端々に芝居の名セリフや、そのもじりがごく普通に使われていたわけです。なかでも『仮名手本忠臣蔵』となると、どんなワキのセリフでも、骨の髄までしゃぶり尽くされていました。これもその一つ。「四段目」、塩冶判官が腹に九寸五分を突き立てたところで、花道から家老の大星由良之助がバタバタ。そこで「由良之助か、遅かったァ」となるわけです。

もっともこれは実際の判官のセリフではなく、客席の嘆きの声なのですが。これが遅刻をたしなめることばとして定着。といっても本気ではなく、相手をからかうしゃれことばとなったものです。逆に、遅刻した側のわびごとは、その前の「三段目」喧嘩場での判官のセリフ「遅なわりしは拙者の不調法」。

エロ版小咄では、由良之助が髪を下ろした瑤泉院にお慰みに張り形(女性用婬具)を献上。そのサイズが合わず「細かりし由良之助」。

ライザップなら2ヵ月で理想のカラダへ

コメントを残す