【どさくさ】 by 落語あらすじ事典 千字寄席編集部 · 公開済み 2025年8月14日 · 更新済み 2025年8月14日 どさくさ 成城石井.com 「どさくさまぎれ」と、連語でもよく使います。 場が混乱し、てんやわんやの状態を指し、それに紛れて悪事を行うニュアンスが、現代では定着しています。 語源としては、「どさ」は「咄嗟とっさ」の転訛てんかとされます。 瞬間的に混乱状態が持ち上がる、という意味でしょうか。その場合「くさ」は意味がなく、ただの語呂合わせでしょう。 「どさ」は、江戸時代に佐渡金山の強制労働に送り込むため、博徒や無宿人狩りをひんぱんに行ったため、その騒ぎと混乱から、「さど」を倒語にして「どさ」と使われたという説もありますが、どうもこじつけめいて、しっくりきません。 成城石井.com