【この歩をやれば親が泣く】

このふをやればおやがなく

鉄板の故事成語211

「この子をやれば親が泣く」のもじり。

諺でも格言でもありません。当たり前のことばです。

要は、「この歩をやれば親が泣く」は、将棋差しが歩を失う時の、心の痛みを代弁しています。

「失うのは痛いなあ」といった意味です。

「子をもてば七十五たび泣く」ということわざがあります。

こちらは、子を持つと、育てていく過程で、75回も心配や嘆きで泣くことがありますよ、といったしごくまっとうなことわざです。

「この歩をやれば親が泣く」とは似て非なるもの。

鉄板の故事成語211

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