ぎょいはよしののさくらもち【御意は吉野の桜餅】むだぐち ことば

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「構わずとも吉野葛」同様、良し→吉野のしゃれで、今回は桜餅と付けています。「ぎょい」は「御意」で、武家で殿様の思し召し、またはご機嫌のこと。

殿のおことばをいただいて、ひたすら「仰せごもっとも」と返答する場合の紋切型ですが、この場合は「御意はよし」で、ご機嫌うるわしいの意味です。

それを町人どもがからかい半分に茶化して、「お気に召した」の意味のむだぐちたたきに使っているわけです。実にどうも無礼千万、けしからんもんで。こういう白々しく仰々しい物言いは、多くは遊里で幇間が客に使ったり、通人気取りの若だんなが「ゲス」ことばとともに用いたものです。

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