【ちんちん鴨鴨】ちんちんかもかも ことば 落語 あらすじ
「ちんちん鴨」と縮めた形もありますが、きれいごとで言えば、男女の仲がむつまじいことで、悪く言えば、いちゃついて見ていられないさま、をさします。
そこからさらにエスカレートして、文字通りの濡れ場、くんずほぐれつの交合そのものの隠語ともなりました。
「かもかも(鴨鴨) 」 は単なる語呂合わせです。
一説には、鴨肉は薬食いとして、江戸では美味で貴重品だったことから連想して、女の肉体そのものの象徴としてくっついたともいわれます。
うがってみれば、ドン・ジョバンニやカサノバのような女たらしには、すべての女はまさしく鴨(獲物)、「ヘイ、カモン」だったこともあるでしょう。
置炬燵で、ちんちん鴨だか家鴨だか。
三遊亭円朝「敵討札所の霊験」