【冬安居】

とうあんご

禅宗系寺院で冬に行われる、僧侶が一定期間(通常は旧暦10月16日-翌年1月15日頃)一か所に集まり、外出を避けて座禅や読経、仏教研究に専念する修行期間のことです。

夏に行われる夏安居(げあんご)に対し、寒冷期に精神修養を深める目的があり、雪安居(せつあんご)とも呼ばれます。

ところで、安居が終わることを解制(かいせい)と呼びます。

これは、仏教の修行期間(=安居)が終了し、その間の厳しい規則や制約(=制)を解き放つ(=解)ことをさします。

曹洞宗などの修行道場(=僧堂)で、冬安居や夏安居の三か月間の集中的な修行が終わる節目に行われる法要や区切りのことを示します。

修行僧が厳しい集団生活を終えた安堵感や、修行の成果を振り返り、次への精進を誓う大切な意味を持つものとされます。

インドの夏や冬の厳しい期間、僧侶は外に出ることなく、虫など小動物らとともに固まって生活し、静かに修行をしました。そのならいが由来とのことです。

鎌倉の円覚寺では、冬安居の解制は2月1日だそうです。曹洞宗よりもちょっと長いのですね。それがどういうことなのかは、よくわかりませんが。

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