【さよなら三角また来て四角】さよならさんかくまたきてしかく むだぐち ことば 落語 あらすじ
古くから日本全国に広く流布した、児童の遊び歌の代表的なもの。
さよなら→三角→四角という語呂合わせは、落語「一目上がり」の「讃→詩→語」という数字のしゃれに通じるものです。
遊び惚けた子供たちが日没前に別れるときに、名残惜し気に掛け合う挨拶にも使われていました。
山田典吾監督作品「はだしのゲン」(1976年)では、子供たちの別れの場面でこれが歌われています。
この時のメロディーは「からす、なぜ泣くの」の替え歌になっていて、「あばよ さようなら さよならまたきてしかく しかくは とうふで とうふはしろい」と、さらに連想の要素が加わっていました。