かつらしんか【桂しん華】噺家



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【芸種】落語
【所属】落語協会→落語芸術協会
【入門】2008年3月、落語協会の三遊亭歌る多
【前座】2008年10月、三遊亭多ぼう
【二ツ目】2013年6月、三遊亭歌も女。12月、三遊亭日るね。2017年1月、落語協会退会
【入門】2017年7月、落語芸術協会の三代目桂伸治に、桂しん乃で
【前座】2017年8月
【二ツ目】2021年8月、桂しん華
【真打ち】
【出囃子】お伊勢参り
【定紋】結び柏
【本名】谷口日麻
【生年月日】10月2日
【出身地】長野県長野市生まれ→三重県四日市市育ち
【学歴】三重県立四日市南高校→玉川大学文学部芸術学科中退
【血液型】O型
【ネタ】
【出典】公式 落語芸術協会 Wiki
【蛇足】趣味はオペラ、猫、美術館、タカラヅカ



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あいのやま【相の山】川柳 ことば

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面白くなる銭のなくなる相の山  八十二18

「相の山」は伊勢神宮の内宮ないぐう外宮げぐうの間にある小高い山。「間の山」とも。

江戸時代を通して有名な話ですが、ここには、三味線を弾いて参詣客から銭も乞う女がいました。

客が女目当てに投げる銭をばちではじいてわが身に当たらせない特技が売り物でした。客は絶対当ててやろうとついつい銭を使ってしまうという、まるでゲーセン感覚の遊びです。いつも二人でやっていて、「お杉」「お玉」と名乗っていました。

相の山→お杉お玉→銭当ての連想です。それにしても、すごい商売ですね。

抜打ぬきうちにお杉お玉へ銭つぶて  七十四02

客はいろんな手でお杉お玉を狙い撃ちです。

手がらなりお杉お玉をいたがらせ  宝十三松03

たまには当たるわけで。これも彼女らの手の内でしょうか。

毛のばちで弾けばあわれな相の山  宝七、十一

「毛のばち」とは胡弓こきゅうを連想させます。これでは銭をうまくはじけませんね。かわいそうな話ですが、「だったらいいな」という、ただの妄想でしょう。

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