ぎょいはよしののさくらもち【御意は吉野の桜餅】むだぐち ことば

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「構わずとも吉野葛」同様、良し→吉野のしゃれで、今回は桜餅と付けています。「ぎょい」は「御意」で、武家で殿様の思し召し、またはご機嫌のこと。

殿のおことばをいただいて、ひたすら「仰せごもっとも」と返答する場合の紋切型ですが、この場合は「御意はよし」で、ご機嫌うるわしいの意味です。

それを町人どもがからかい半分に茶化して、「お気に召した」の意味のむだぐちたたきに使っているわけです。実にどうも無礼千万、けしからんもんで。こういう白々しく仰々しい物言いは、多くは遊里で幇間が客に使ったり、通人気取りの若だんなが「ゲス」ことばとともに用いたものです。

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かまわずともよしのくず【かまわずとも吉野葛】むだぐち ことば

【RIZAP COOK】

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桜の名所の「吉野」と「よし=かまわない」を掛けたしゃれで、ご当地のもう一つの名産の葛粉を付けています。かまわないからほっておいてくれ、の意味。

「吉野葛」の代わりに「吉野木」とも。どちらも出典は明和7年(1770)刊の洒落本『遊子方言』なので、出自は遊里からでしょう。もっとおどけて「おっとよしの木かしわの木さるすべり」と言うことも。「吉野」が付くことばは無数にあるので、類似の言い回しはもっと多いかも知れません。吉野の縁では、「青菜」の「義経にしておけ」も同意。「かまわず」のしゃれの方は、上野の不忍池をもじった「かまわずの池」があります。

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