おおみせ
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吉原で、もっとも格式の高い遊女を置くみせ。大籬おおまがき。
「籬まがき」とは格子戸こうしどのこと。その高さで、大籬や半籬はんまがきなどと店の格式を区分していました。
【噺例 文七元結ぶんしちもっとい】
吉原で佐野槌さのづちと呼ばれりゃ大見世おおみせだ。
佐野槌、角海老かどえび、三浦屋みうらやなどは大見世の代表格です。大見世の下には、中見世なかみせ、小見世こみせなどあって、最下級は蹴転けころというのも。「お直し」に登場します。
大店
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