らくごのあらすじじてん うぇぶせんじよせ
[1月30日 金曜日]
旧12月12日 五黄 大安 きのえたつ 鬼宿
三分間電話の日 土用(~31日)
誕生日:瀧川鯉朝
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落語のあらすじが読めます。
長噺も短咄も珍談も奇説も。
1席をだいたい1000字に。
ぜんぶで500席。
噺の要点とセンスがつかめます。
さあ!
【茶噺】
寺はなぜ造られるのか。理由はさまざまでしょうが、その奥底には死者への鎮魂が潜んでいます。寺とは死を受け止める場所です。どれだけの人が死んだのか。これは造寺の大きな理由となるでしょう。歴史の長い都市なら、とうぜん寺の数は増えます。戦乱、震災、空襲などでの廃寺もあったはずです。その結果が今日の寺の数なのでしょう。◆鎌倉市の寺数は115です。人口は17万人ですから、1寺当たりの人口は1478となります。これを「寺指数」としましょう。高萩市の人口は2万5000人で寺の数は8ですから、寺指数は3125。奈良市は257寺、34万3000人、寺指数は1334。京都市は1115寺、143万人、寺指数は1282。東京23区は1119寺、995万人、指数は8891となります。寺の数が全国一とされる愛知県は4533寺、745万人、指数1643。二番目の大阪府は、3400寺、877万人、指数2579。◆この指数は、一つの寺がどれだけの人のめんどうをみられるかという単純な指標です。数値が低ければ低いほど寺と住民がなじんでいるという地域の関係性が見えてきます。◆整理しましょう。指数の低い順から。京都市(1282)、奈良市(1334)、鎌倉市(1478)、愛知県(1643)、大阪府(2579)、高萩市(3375)、東京23区(8891)。◆東京23区は高萩市以下で、どれほど信心の希薄な都市であるかがわかります。人口増に伴い多くを廃寺としてきたのでしょう。しかるに、京都市、奈良市、鎌倉市については、あまり差はないように見えます。古都の風情はまず寺から、っていうことですかね。
不思議な構図の歌麿の春画
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