【善因善果】

ぜんいんぜんか


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よい原因にはよい結果がある、という意味。

転じて、よいことをすればよいごほうびがもらえる、ということ。

仏教由来の成語です。因果応報の基づいたことば。

その根底にあるのは、過去や現在の善悪の行いに応じて、現在や未来の善悪の報いがもたらせれる、という考えです。

反対語は「悪因悪果」です。

行いに応じた善なり悪なりの報いを「果報」といいます。このことば、昔は悪い報いにしか言われなかったのですが、どうしたわけか、今では「果報は寝て待て」と使われるように、よい報いに使われています。

狂言「箕被みかずき」に「果報は寝て待てといういふことがある」と出てきます。500年以上前からこのように使われていたのですね。


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落語あらすじ事典 千字寄席編集部

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