【積悪余殃】

せきあくのよおう


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悪いことをし続けた家には、必ず子孫に悪い影響が出る、という意味。

個人ではなく家に、であるところが特徴です。

ろくでもないことを四六時中している奴の家には子々孫々にわたって悪い影響があるもんだ、という呪詛にも似た警句です。恐ろしい発想ですが、世の中は、誰かがきっと見ているんだからどうしようもないよ、という、最後は正義が勝つのだよ、という人々の切実な理想社会のありかたを語っているのですが、現実にはなかなかそうもいきません。

積善余慶」の対語です。詳しくはそちらを。


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落語あらすじ事典 千字寄席編集部

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