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むだぐち ことば  落語演目 【RIZAP COOK】

春画でお江戸がよく見えます。

最近、『歌麿春画で江戸かなを学ぶ』(中央公論新社刊)なる本が出ました。『52ヘルツのクジラたち』で絶好調の版元がよくもまあ、こんなたわけたものを。編集者の顔が見たいよ。

この本には、歌麿の春画本『ねがひの糸ぐち』『艶本 葉男婦舞喜(はなふぶき)』『艶本 床の梅』が収録されていまして、書き入れ(絵の周辺に書かれた男女のセリフ)が活字化されて中身がわかるようになっています。そこかしこにあるわあるわ、饒舌な男女の恥らいなき睦言が。

ここに描かれた男女の交情が発するお江戸の匂い。なんと心地よくてかぐわしいこと。落語では見えてこないお江戸が見えてきます。春画は「笑絵」とも呼ばれます。絵を見て笑っちゃえるのです。オチがある落語の笑いとは少々異なりますが、笑えます。ここには笑える種がしっかりちりばめられていました。

2021年4月26日 古木優

「落語で笑う」お手伝い

■落語で世間の息吹や人々の息遣いを覗いてみましょう。紹介する落語は450席。演目ごとに千字でまとめたあらすじと、知っていると便利な用語を深くわかりやすく載せました。下段の「落語演目の索引」ボタンから演目を探してみてください。落語を聴いているときに生じた「?」にお答えします。耳に残った人名や言い回しを右の検索窓に入力しても項目が出ます。かゆいところに手が届いた情報がいっぱいです。しっかりお手伝いさせていただきます。どうでもよいことですが、毎日更新しています。敬称略。

千字寄席編集部 (古木優/高田裕史)

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