落語のあらすじが読めます

【RIZAP COOK】

むだぐち 落語ことば 落語演目

久松るす

千字寄席ブックス『まちがえるとヤバい慣用句』

新型コロナウイルスも連日のことで、いいかげんあきあきしてきましたな。久松ウイルス、なぁんて。緊張が緩むとオチになります。

2021年1月21日 古木優

久松るすの久松寄席D

円朝のひとこと】

円朝に影響受けた志ん生の芸風

三遊亭円朝の若い頃の傑作、「真景累が淵」第11回のくだりです。まずはお読みください。

「蛇を壜の中へ入れてアルコールをつぎこむと、ヘビは苦しがって、出よう出ようと思って口のところへ頭をあげてくるところを、ぐっとコロップを詰めると、出ようという念をぴったり押さえてしまう。アルコール漬けだから形は残っていても息は絶えて死んでいるのだが、それを二年ばかりたって壜の口をぽんと抜いたら、中から蛇がずうっと飛び出して、栓を抜いたほうの手首へ食いついたから、はっと思うと蛇の形は水になって、だらだらと落ちて消えたが、これは蛇の幽霊というものじゃ」

これって、古今亭志ん生の「三年目」のマクラに似ていませんか。ノミの気について語っている、あのくだりに、です。

円朝崇拝者の志ん生らしい一面が透けて見えます。

19世紀を突き進んだ円朝は蛇の「幽霊」としていますが、20世紀を生きた志ん生はノミの「気」としています。その「気」なるものが閉じ込められた思いの余り、3年後に開けたときにはものすごい力となって、われわれ生きる者に食らいついてくる、という話に育て上げていったのでしょう。

2021年1月2日 古木優

【RIZAP COOK】

千字寄席の中身は

■落語というツールを使って、この国の細部や機微を覗いてみましょう。本サイトで紹介する落語の演目は全部で450席です。演目ごとに、およそ千字のあらすじと知りたい知識を深くわかりやすくアップします。下段の「落語演目の索引」ボタンから演目を探してください。落語を聴いていて生じた「?」にお答えします。耳に残った人名や言い回しを右の検索窓に入力しても項目が出ます。かゆいところに手が届いた情報が満載のはずです。敬称略。

千字寄席編集部 (古木優/高田裕史)

【RIZAP COOK】

目次】

落語のあらすじがわかります

落語によく登場することば

さまざまな落語体験を記します

落語の奥底を知るならいつかは円朝

古木優が作業するところ

こちらは高田裕史の工房

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