いたみぎんざん【痛み銀山】むだぐち ことば



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「痛み入る」のしゃれことば。

「石見銀山ねずみ捕り」は、江戸時代、石見国(島根県)笹ヶ谷鉱山で銅などといっしょにに採掘された砒石(硫砒鉄鉱、砒素などを含む)を焼成してできた殺鼠剤(ねずみ捕り)です。主成分は亜ヒ酸。

これを「石見銀山」とか「猫いらず」とか呼んでいたもので、全国的に使われていました。

「石見銀山ねずみ捕り」を「痛み銀山寝ずに取り調べて」などとも言ったりしています。式亭三馬「忠臣蔵偏癡気論」にも。

使い方はいろいろです。



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