これからさけのだんのうら

成城石井

これから酒宴の段取りにしよう、というのを、源平の壇ノ浦海戦に掛けたもの。

「さけ」は「さき(先)」のしゃれとも取れ、「さあ、これから先は腰を据えて飲もう」という開会宣言と解釈できます。

同時に壇ノ浦に掛けて、酒合戦の宣戦布告でもあります。

「酒の段」は芝居がかって、浄瑠璃の章段の区切りである「○○の段」を踏まえ、しゃれたものでしょう。

成城石井

落語あらすじ事典 千字寄席編集部

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