おかしいのみがひとふくろ
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これも単なるダジャレで、「おかしい」の「しい」と、椎の実とを掛けたに過ぎません。
椎の実(どんぐりの実)は、今では虫が湧くというので、ほとんど食用にはしませんが、貧しく飢えていた江戸時代の子どもたちには恰好のおやつでした。
黒文字で「しいのみ」と書かれた袋に入れ、「たんばほおづきしいのみひとふくろしもん(丹波鬼灯椎の実一袋四文)」と呼ばわって売り歩いていたそうです。
子供の遊びの中から生まれた慣用句なのでしょう。
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