【ああに粟飯香香に茶漬け】

ああにあわめしこうこにちゃづけ

成城石井

 

 この後「うまくなくともたんとお上がり」と続きます。

「ああ」という気のない生返事を受け、後に語呂合わせを重ねたものです。

古語で「多い」という意味の「あわに」という副詞があり、それに「ああに」と掛け、さらに、いくら食べても満腹にならない粟飯と茶漬けを出して「いくらでも言っていろ」とからかったわけです。

「ああに」は確証はありませんが、「あわびに」と掛けるだじゃれも入っているかもしれません。

このように見ると、なかなか一筋縄ではいかず、これを最初に考えた人は、ただ者でなかったかと。

落語あらすじ事典 千字寄席編集部

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