Categories: 江戸の語

【ちんちん】

ちんちん

成城石井.com

 

鉄瓶がかっかと熱くなる擬音語から、嫉妬に胸を焦がす意味です。

これは男の場合にも言いますが、ほとんどは女のヤキモチ。

「熱い」の意味から、まったく反対の嫉妬される側、すなわち熱々の恋人同士を指すことも。

この場合には次項の「ちんちんかもかも」として使われた場合が大半です。

花魁の方じゃ、いやな芸者じゃあないかってんで、ちんちんを起こして、あっしを夜っぴて花魁が寝かさない。 

                                ちきり伊勢屋

成城石井.com

落語あらすじ事典 千字寄席編集部

Share
Published by
落語あらすじ事典 千字寄席編集部

Recent Posts

【ぽんこつ古木の世迷い小屋】

ぽんこつふるきのよまいごや/ふ…

2日 ago

【近江八景】

おうみはっけい 鉄板の故事成語…

3日 ago

【半分垢】

はんぶんあか 鉄板の故事成語2…

3日 ago

【王子の狐】

おうじのきつね 鉄板の故事成語…

3日 ago

【後生鰻】

ごしょううなぎ あー、いい功徳…

4日 ago

【王子の幇間】

おうじのたいこ 鉄板の故事成語…

4日 ago