【大石勝った吉良負けた】

おおいしかったきらまけた

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なんのことはなく、「うまかった牛ゃ負けた」と同じ意味。

「おいしかった」と大石内蔵助を掛け、大石が討ち入りで勝利したから「かった=勝った」。そこから敗者の吉良上野介を出したむだぐち。

ただもう一つ、「大石」から漬物石を効かせ、そこから香の物の異称である「きら」を出したというのは、うがち過ぎでしょうか。

吉良家の官職の「こうずけ」から「香漬け」という洒落は、古くからありました。

もっとも、大石も「昼行灯」で、仇討ちもできない腑抜けとばかにされていた頃は「大石軽うてはりぬき石」と陰口を叩かれていたのですが。

「はりぬき石」は軽石のこと。

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落語あらすじ事典 千字寄席編集部

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