あにはからんやおとうとしょうゆうり【あにはからんや弟醤油売り】むだぐち ことば

【RIZAP COOK】

 落語ことば 落語演目 落語あらすじ事典 web千字寄席

「あにはからんや」は漢文体の「豈はからんや」で反語。「とうてい信じられない」「思いがけないことに」の意味です。

続く「弟醤油売り」は、幕府瓦解、廃藩置県後、プライドだけはまだ高い没落士族が、いまだに「豈はからんや」などと漢文口調で反り返っているのに、跡取りの長兄以外の次男、三男は、行商で醤油を売り歩くほど落ちぶれていると揶揄したもの。

「豈(あに)」は「兄」と掛け、後の「弟」と対比しています。したがってこれは明治初期、「士族の商法」の時代限定の言い回しですね。

【RIZAP COOK】